- 2011-01-04 (火) 16:36
- 日本のしきたり
正月7日の朝に「七草粥」を食べる習慣があります。
もともとは中国で毎年官吏昇進を1月7日に決めることから、その朝、薬草である若草を食べて立身出世を願ったのが起源と言われています。
この行事が日本に伝わり、平安時代には官邸の儀式として七草粥を食べるようになったといわれています。
1月7日は江戸幕府の定めた五節供の一つで、人日(じんじつ)の節供といいますが、この節供に七草粥をたべるようになって定着したとされています。
このことから1月7日を七草の節供とも言います。
現在でも、伊勢神宮では正月7日になると、内宮、外宮に若菜のかゆを作って供えるしきたりが残っています。
七草粥に入れる若草は、時代や地域によって若干異なりますが、現在では、セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(タビラコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(大根)の七草が一般的です。
七草粥を食べるとその1年病気にならないといわれ、邪気を払い万病を除く占いとして食べたようです。
呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあります。
秋の七草もあり、区別が必要です。
参考)五節供
人日(じんじつ)の節供(七草の節供) 1月7日
上巳(じょうし)の節供(桃の節供) 3月3日
端午(たんご)の節供 (菖蒲の節供) 5月5日
七夕(たなばた)の節供(七夕祭り) 7月7日
重陽(ちょうよう)の節供(菊の節供) 9月9日
参考)秋の七草
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