浮き釣り考(釣り掘の鯛、その1) - 事務長の釣れ連れ日記 new!

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浮き釣り考(釣り掘の鯛、その1)

釣り掘といってもなめる事なかれです。
釣堀での釣りをはじめて5年以上になりますが、最初は坊主もありで、なかなか痛い目に合いました。
狙い物を何にするかで、仕掛け、エサも変わりますし、1年中放流してある鯛にしても、シーズン、時間帯によって工夫が必要になります。
仕事の関係者の中で釣り好きの人が集まり、年に10回くらいは釣堀に行きますが、全員が平均して釣れることは稀で、未だにたまに坊主の人もでます。
特に冬場は魚の活性も落ちていますので、様々な工夫が必要となります。
鯛釣りの標準的な仕掛けとしては、ハリス3号から5号を一尋とり、針は鯛針の10号から12号が標準。
これに錘、浮子が3号程度、竿は磯竿3号で4m前後というのが最もオーソドックスなタックルとなるのではないでしょうか。

この標準タックルで1年中釣ることは可能です。
後はエサ。
同じエサを一日中食い漁るということは少ないようで、2、3種類のエサを交代で使うことが多いようです。
もっとも定番はミックといわれる練エサで、これにエビ粉をまぶしたりします。
次はシラサエビ、ウタセエビなどの生き餌のエビ。
もう一つは鶏のささ身に着色し、においを付けた物。
冬場の鯛は黄色いエサに反応しやすく、夏場は赤いエサに反応するといわれ、冬場はオレンジ、夏場はトマトやスイカで釣れた例もあります。
こういったことから各釣りエサメーカーが開発したエサが売り出されるようになり目移りしますが、基本は上記の3つのエサのどれかをメインに釣ることが多いように思えます。
釣堀の場合、貸切であれば別ですが、一般入場をした場合は釣り座を動くことができません。
抽選や、先着順で釣り座を構えると、そこで腰を落ち着けて釣ることになるのです。
その構えた場所に魚がいれば問題はないのですが、いない場合に波止や磯とは違い、撒き餌をして魚を寄せるわけには行きませんから、少し工夫が必要です。
釣り掘によっては底が網の場合と、底が地底の場合がありますがどちらにしても魚を寄せるための準備を行います。
エサが練りエサの場合は、自分がポイントとする場所に練りエサを針に付け、その周りにバラケエサのエビ粉をつけて打ち込み、馴染んだらすぐに竿をあおってエサ切りをします。
地底の場合はやりやすいですが、底が網でもこの作業は必要です。
4,5回これを繰り返した後は、仕掛けが馴染んだらしばらく様子を見るようにします。
魚が寄ってきていれば当たりが出るようになりますが、なければまたエサ切りをすることを繰り返します。
潮が動いていれば、少し止める等の誘いも有効手段です。
これまでの経験からすると20分くらいこれをすると当たりは出始めます。
生き餌の時は少し大変です。
エビを針にかけて棚に下ろし、同じようにエサ切りをして撒き餌の変わりにするのですが、エビがうまく底に定着するなり、網に留まるなりしてくれれば良いのですが、潮に乗って移動することが多いので根気良く続けなければなりません。
2つを比較すると、エビで畑を作った(撒き餌をした)方が釣れ続くのが長いように思います。
あたりがない場合はエサ切りをする癖をつけ、ただ漫然と浮子が沈むのを待つのでなく、ちょこちょこ誘いを入れることはシーズンを問わず大切なことです。

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