天棚機姫神(あめたなばたつひめのかみ)

神様の御用人に登場する神々

別名:天八千千比売命
天衣織女命

天照大神が天岩戸に隠れたとき、誘い出すために
神衣和衣を織った神と言われ、機織りの神とされています。

古事記や日本書紀には天棚機姫神(あめたなばたつひめのかみ)という
名は書かれておらず、古語拾遺(平安時代の神道の資料に登場する。

七夕伝説の織姫ともいわれる。

大阪の機織神社は主祭神として天棚機比売大神を祀っている。

三重県松坂市の神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)
・神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)には八尋殿(やひろどの)といわれる
大きな機織りをする機殿があり、伊勢神宮に管理される神社である。

神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)で天棚機姫神(あめたなばたつひめのかみ)の
孫である八千々姫命(やちぢひめのみこと)が神の教えに従って和妙を織ったとされている。

この天棚機姫神(あめたなばたつひめのかみ)が登場する小説として
ウィキペディアでも神様の御用人(3) (メディアワークス文庫) [ 浅葉なつ ]
紹介されています。

この神様の御用人シリーズは、神様の御用を主人公が叶えていくお話しなのですが、
現在の神様は力が削がれているということがひとつのテーマになっています。

姿が変わったり、力が弱まったり、記憶や想いが薄れた神様の力を取り戻させるため
にいろいろなことを行う主人公の物語です。

この天棚機姫神(あめたなばたつひめのかみ)のお話しもそうした内容の話となっていますが、このシリーズを読むと、読み終わった後、心があったかくなるような気がして
非常に心地よく感じています。

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