日本らしさ

先日読み終えたと報告した侠飯3の中に和式家屋の中の所作についての記述がありました。

 

『廊下から部屋に入るときは、廊下に跪座(両膝を床につけつま先を立て、踵に尻を乗せた状態)で声をかけ、続いて拳一つ分ほど襖を開ける。ここで、「失礼します」と再び声をかけ部屋に入る。

跪座から立ち上がって室内に入り、また跪座に戻って襖を閉める方法と、跪座のまま膝行(膝をにじって入る)し、襖を閉める。

膝行は、神前、仏前、四畳半以下の小間の場合に行う。』

 

 

というような内容でしたが、こうした所作は失われているのでしょうね。
テレビ番組で時代劇などみていても、昔のようにあまり堅苦しく見えないのは、かなりアレンジしてあるからではないでしょうか。
礼儀とか、所作、振る舞いというものは、家庭での生活の中で躾として身についていくものでしょう。ご飯を食べるときに「いただきます」「ごちそうさま」と口で言うだけでなく、手を合わせることから始まり。箸の使い方、茶碗の持ち方など等、家庭の中で自然と身についていたものが、マナー教室などに行かなければ知ることもないというのは寂しいです。
時代の流れといってしまえばおしまいですが、日本の心というか、日本らしさ、日本人らしさをもう一度見直しても良いのではないかなぁと思っています。

 

日本のしきたり 日記
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