夏休み総括

海釣り(船)

例年、長期の夏休みをとります。

 

今年は12日間の夏休みとなりました。お盆は故郷の広島で過ごすことが多いのですが、両親が他界し、仲の良かった従兄弟も他界してしまい、少し足が遠のいています。

 

高校の同期会も毎年お盆にありますが、なかなか出席できず。娘達が結婚する前は、都合を合わせて旅費の節約も兼ねて車で帰ることが多かったですが、娘達が全員結婚して家を出て、夫婦2人になると、車で帰るというのもなんとなく億劫になりますね。

 

今年は、家内の兄さんの病院、義父(92歳)の世話、娘の旦那の怪我なども重なり、家内がこちらから離れることも出来ず、遠出はなし。私は、釣り具の整理と、釣り、そして料理で休みを過ごしました。

 

釣りは、合計3回出かけましたよ。

タチウオ釣り1回、タイラバ2回。

タチウオ釣りは、定年祝いに頂いた電動リールを使うチャンスと、シーズン最初に潮を選んで出かけることが出来ました。おかげで、まあまあの釣果を得ることが出来、家族や親戚にもお裾分けできました。

タイラバは、何も考えず見よう見まねでやっている間は結構釣れたのですが、仕掛けを考えたり釣り方を考えたりしているとなんとなくどツボにはまりかけというところでしょうか。

 

2回の釣行で、鯛を1尾しか釣り上げていないという状況です。

でも、マルアジ、マアジ、ワニゴチは数釣りしていますし、サメまで釣っています(もって帰ろうかとも思いましたが思いとどまりました)。

 

お土産でもって帰れる魚は、仕立て船で出かけていますので、釣果はみんなで山分け。ですから、おかげさまで、毎回何尾かの鯛は持ち帰れていました。

 

夏休みの最中ということで時間もたっぷりとありましたので、道具の整理、釣魚の下拵えもしっかりと行いました。

 

タチウオは下拵えは簡単に済ますことも出来ます。

頭と内臓を取って、ぶつ切りにすればそれで、塩焼き、煮付け、ホイル焼きなどにできます。

ただ、骨は鋭くきついので、お年寄りや子供には危ないこともあります。骨を取ったり出したりするのが苦手な人には、もう一手間、二手間かけてあげることとなります。

背びれの骨、ハラビレ(実際には鰭は退化しています)の骨を両側から包丁をいれ、抜いておきます。これで、調理したとき、中骨だけ気をつければよいです。

我が家では、娘と孫のリクエストで、ほとんどの切り身を3枚に卸します。初日は刺身で食べれますし、調理しても骨がないので、安心して食べれますね。残った骨は2度上げして骨せんべいにし、3枚卸にするほど身の厚くないところは開いて、干物にします。みりん干が好評です。

 

鯛は頭を落とし、兜煮用に半分にわり、3枚に卸した中骨とともに血合いまでしっかりと取り、水気を切って、食べきれないものは冷凍に。

身のほうは、腹身と背身を分け、小骨も抜き、皮をはぎ、柵取りしたものを、ペーパーで巻き更にサランラップで巻き、ペーパーを変えながら1日寝かせて熟成させます。塩焼き用の切り身も同じようにして下拵え。頭を付けた塩焼き用、鯛めし用のものは、腹と頭のなかにペーパーを詰め、全体をペーパーでくるんで一晩水気をとり、ラップでくるんで冷凍に。

と言っても、私達夫婦の胃袋に入ったのは、わずかで、残りはほとんど娘と孫達の下へと届けられました。

初回のマルアジは、お袋が良く作ってくれたアジの油焼き(我が家の呼称:アジを塩コショウで下味をつけ、小麦粉を打って、多目の油をフライパンに入れ、裏表を焼く)を作り、それとアジのたたきを作って家内と二人で食べました。

 

もう一つの美味しい外道はワニゴチ。

捌くのが少しコツがいりますが、慣れると上手になります。肛門からしたの尾にかけては中骨以外の骨はほとんどなく、刺身でもフライでも美味しいです。肛門から上は、あばら骨が独特の曲がり方をしていますので、そぎ落とすのが難しいです。手間をかけ骨を抜くと、美味しい刺身が出来ます。骨を抜くのが難しいと、煮付けにするのが一番楽ですね。

刺身はもっちり感と甘みが楽しめます。煮付けは身離れがよく、しっかりし身が楽しめます。

 

娘はこの刺身が大好きですね。

 

こうして、釣りに行った後の調理はもちろんですが、この夏休みの間、家内は仕事が始まっていましたから、1週間は私が晩御飯の準備をしましたね。メニューを考え、買い物に行き、調理をして、カープの試合を見ながら晩御飯を食べるというのが日課でした。

 

メニューとしては、ほとんどが釣った魚を使った料理が多かったですね。煮物、フライ。後は家内がカレーが好きなので、鶏がらを買ってきて、スープから作っていくチキンカレーと、スジ肉を買ってきて柔らかく煮込んでいくスジカレーを作りました。

 

玉ねぎを1回で5個くらいはみじん切りにして使います。カレーのルーはさすがに市販のものを使いますが、たまねぎは淡路産のものを5つほどみじん切りにして炒めて入れます。

 

どちらも、ホールトマト、トマトジュースを加え、チキンカレーの方は、ケチャップをと醤油を、筋カレーの方は焼肉のたれと、ウスターソースを隠し味に使います。

 

私は、ビールのあてに、家内はナンでカレーを食べてましたね。

 

長い、夏休みも終了。

現実世界に引き戻されるわけです。

1日中家にいると、朝は同じくらいに起きても、9時から自分のしたいことをするというのはなかなか難しいです。昼前になってやっと、机についたかと思うと、昼ごはんの準備、昼からは4時くらいまでは自分の時間と出来ても、そこから買い物、夕食の準備となると、自分が作った計画通りになかなかすすまないです。

完全に仕事を引退したら、どう時間を使うかということは真剣に考えて動かないと、早くにもうろくしてしまいそうですね。

 

海釣り(船) 日記
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