海上釣堀釣果

海上釣堀

行ってきました。

朝4時に自宅を出たときは、小雪が舞っていました。

釣友やお客さんをお迎えに行きながら約2時間半の行程です。

 

寒さは半端ないですが、心配なのは風。

筏が揺れるし、風の中で竿を扱うのは大変です。

 

海上釣堀についた時にはもう夜はあけていましたが
案の定強い風は吹きっぱなしです。

筏の選択に関しては、沖合は揺れるので一番陸に近いところを
選びました。

釣果より安全を優先しました。

開始時間となり、釣り座を構え釣りを開始しましたが
厳しい釣りになることを改めて実感しました。

 

受付の説明では網の中にイワシや小アジが入ってきており
エサ取りとして大活躍しているそうです。

筏の中を覗くと、確かに表層近くをイワシの群れが回遊しています。

試しに餌を落としてみると、まるでナブラのようにイワシが集まり
落下する餌を追いかけていきます。

これで底付近にはアジがいるということは、非常にむつかしい釣りになることが予想されました。

バラけエサは無理そうです。

練り餌は大きく付けるか、持ちの良い餌を使う方ことに決めました。

放流は、シマアジ、マダイ、メジロ(ブリの若魚)、カンパチ、マダイの順で行われます。

筏の中には、昨日までの放流魚もたくさん残っているので、放流開始前にも釣れるはず。

ということで、底までの棚を測り、仕掛けを落とす深さを調整します。

 

天候がよければ、釣り開始すればすぐに竿が曲がり始めるのですがこの日はやはり違っており、なかなか浮きが沈みません。

同行者が鯛をやっと釣り上げましたが、後が続かず四苦八苦。

シマアジ、鯛と放流され、やっとパラパラと釣れ始めました。

私は底から30cm~50cmで狙い始めましたが、ハリスを一尋、浮き、オモリは5Bでスタートしていたので、エサ取りの猛攻にあっていました。

15cm~20cm位のアジを何匹釣ったでしょうか?

受付で1尾100円で売っているアジを買う必要がないほど貯まりました(^^;

 

棚に餌を早く届けることが出来るように、ハリスを矢引きまで短くし、浮き、オモリを1.5号まで変えて、釣りを続けます。

青物の漂流までになんとか、奥さんからのリクエストをこなそうと思いましたが、鯛の活性が上がらず、それまで、シマアジ1尾、鯛2尾という状態。

奥さんのリクエスト以外に、今回の釣りを楽しみにしておりながら止むなく参加できなかった人へのお土産としてみんなで青物と鯛を釣ろうということにしておりまして、私のノルマは鯛。



青物の放流があると、タイの食いはますます落ちますから不安がよぎりました。

 

皆さんが青物狙いに切り替えて、すくい取ったイワシや釣り上げたアジを餌に釣り始めます。

疑問に思うのは筏の中にアジ、イワシがこれだけたくさんいるのに針のついた餌を本当に食うかということ。

でも、この心配は稀有に終わりました。

カンパチが回遊している棚にはイワシもアジもいなかったようです。

上手く棚を合わせた釣友がカンパチを続けて2尾あげました。

 

ブリは残念なが上がりませんでした。

タイの食いも上向かず、最後まで苦しい釣りとなりました。

 

強風にあおられながら、寒い中での釣り。

まるで苦行のようでしたが、今年最後の釣りを無事に
楽しく終了できました。

 

釣果は9人全員で

カンパチ2尾
シマアジ2尾
鯛 22尾
小アジ 多数
イワシ 多数

このうち私はシマアジ1、鯛4

海上釣堀の釣果としてはちょっと寂しい結果ですが、おみやげにヒラメを1尾ずつもらい帰路につきました。

 

帰りに前述の釣友へのお土産としてカンパチ半身と鯛を1尾届けて、帰宅。

 

これで今年の釣りは終了。

納竿です。