マニュアルの可否

マニュアルの可否

うちの会社でも度々議論になるマニュアルの可否。

経営陣にはマニュアルを否定する人たちも多いのです。

人を育てるということを主に置く人は、「何かを与えることは、同時に何かを奪う」ということだとし、「マニュアルは人から考えることを奪う」といいます。

そして、金太郎飴のような、誰をみても同じような社員になってしまい、個性がないと。

で、私たち中間管理職は、社員が最低限戦力となるようにこれだけはという最低限のものをマニュアル化して渡しているのですがそれさえも時には否定されてしまうという状況になります。

世の中が複雑になり、いろいろなことが絡み合って成り立つようになっています。

家電製品、車にしても昔のような単純なパーツの組み合わせでなく、コンピュータが内蔵されたものをマニュアルなしにあつかうことの難しさはいやというほど判っているはずなのに、こと人間に関してはこれは通用しないのでしょうか。

昔からの徒弟制度に、体系化されたマニュアルは無かったにしても師匠からの教えを守ることが第一ステップであったのではないか。

そのときの経験の中から、独自のアイデア、方法を編み出してきたのではないかと思います。

「守、破、離」という、武道の中の教えもこれを示しているように思われるのですが、、、

ですから、私としては、マニュアルも使い方しだいだといいたいわけです。

ただ、マニュアルを過大評価するのも問題です。

その分野、種類にもよりますが、、、、

例えば電化製品などのマニュアルは基本的にそこに載っている通りに行えば結果が出なければ、それはマニュアルとして欠陥品となります。

しかし、How to もの といわれる書籍、情報教材は、その通りにやったからといって同じ結果を導き出すものではありませんよね。

How to もの で役に立つものというとその会社、組織の業務の一部がその組織の中で有効となるくらいのものでしょう。

パソコンの操作、ソフトの使い方などの How to もの は最初の基礎を学ぶのには役に立ちますが、自分にあった使い方というのは、自分でアレンジしていかなければなりません。

ビジネスの How to もの はまた少し違います。

私はこうして成功した という種類のものは、まず同じことをやっても同じ結果にならないことはわかったうえで、知識、情報として自分の中に取り入れるつもりでないと、結果が出ないことや、失敗したことを自分で分析せず、他人のせいにして、次のステップに踏み出すことが出来なくなってしまいます。

これだけ、世の中、特にネット世界では情報があふれており、「私はこうして○○円稼いだ」というようなタイトルで気を引きます。

こうしたものは、そんな話もあるんだ。というくらいの気で聞いておくべきで、だれでもその通り行くわけがないのは皆わかっているんですけどね。

じゃぁ、実際ためになる情報は無いのかというとそうでもないように思います。

自分の価値観、考え方にあえば、十分活用できるものもありますね。

人をだまして一儲けしようとか、法的に危ないのではないかというようなものは切り捨てながら自分の価値観で取り入れるのは良いのではないかと思います。

私が、たまたま釣り道具を整理するのに使えると思ってダウンロードして読んでいる How to 本「【無料】オークションビジネス大全集」。

これなら、私でもオークションに出品できて、釣り道具の整理が出来るかなぁと思っています。

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