準備と行動

私の考えがビジネス思考に偏ることをお許し願います。
私自身が治療家でないという点が大きいと思います、、、、
友人の中小企業診断士と話しをしていて
なるほどと思うことがありました。
実業家として
「ビジネスを考えるばかりでなかなか行動に移さない」
でチャンスを逃す人も多いけれど
逆に「行動する前に情報の収集と分析をしない」人も
多いというのです。

自分の「考え」や「思いつき」を実行する前に
情報を集めようとする人が少ないというのです。

こういう人は
どんな情報が世の中に出回っているの知らないのか
自分たちの考えに反対されたくないのか
怠け者なのか
焦っているか
のいずれかの場合が多いそうです。
起業や新しい企画を立ち上げるためには
どんな些細な情報も搔き集める
情報を取り入れる
分類する
分析する
自分の頭で考える
何人かの人に話して意見を聞く
これらを必ず最初にすることが必要ですよね。

こうして得た情報によって
行動における
時間を短縮し
ミスを避け
お金を節約し
利益を上げ
どの推測が正しくどの推測が間違っているかを検証する
ことができようになるのです。
ただ、これにいたずらに時間をかけすぎ
先延ばししいつまでも行動しないことは
これまた成功へはおぼつかないことになります。
ノウハウやビジネスチャンスが
目の前に転がっていても
ほとんどの人は行動しないがために
成功という結果を得ることができないわけです。
先に、成功者がでると
「あのアイデアは私も考えていたのに先を越されてしまった」
ということになるのです。

行動力が無かったと悔いる人も多いのです。

このように考えていると
準備と実行、どっちが大事なんだろう?
どっちに、どれくらい時間をかければいいんだろう?
と疑問が沸いてきます。
経験上、仕事の準備に時間をかける必要があるときは
「時間がもったいない」「早く仕事に取り掛かりたい」と
あせってしまうものです。
机上で課題の調べものをしたり
発生する可能性のある問題に対する評価をしたり
問題への最善の対処法を考えたりするのは
めんどくさく嫌なものです。
では、この準備にかける適正な時間というものがあるのでしょうか。

そんなの個人差があるだろうといってしまえばそれまでですが
やっぱり成功者の「思考」「行動」「準備(習慣)」が
手本になりますし、気になります。
ただ、巷に出回っているビジネス書(自己啓発)は
話題の人の成功物語であって、再現性が低いものも多いです。
私が、参考になると感じた本では
1日の時間の使い方を
睡眠・休養・レクリエーション以外の時間を
「計画・準備・読書」と、「行動」の2つに分けていました。

その本に載っている成功者の時間配分としては、
睡眠・休養・レクリエーション以外に当てるのが10~12時間で
それ以外の時間を大体1:2くらいに分けて使われていました。
ルーティン的に毎日計画等に削く時間は4時間程度で
その中には
次の日にするべきことの設定
メールチェック
なども含んでいました。

想像するに、起業や企画準備の段階では
行動の時間に、さらに調査や準備の時間が含まれることでしょう。

この計画・準備を十分行うことで
効果的な行動を起こすことができるとしています。

これを学生の皆さんや
これから社会人スタートしようとする人たちに
当てはめるなら
まずは1:1の割合でスタートしてみましょう。

学生の場合は
主に知識、技術、問題解決の手法を
身につけることが主となりますから
いわば全てが「計画・準備」に当たるかもしれません。

学校で学ぶ内容と自習する内容を区分して
効率よく時間が使えるように工夫することが大事です。

社会人の場合は
その計画・準備の中に「施術所運営」「技術の啓発」を組み込むこと。

施術所運営に関しては
起業やマーケティングのノウハウを学ぶこと
他の上手くいっている人の手法を観察することに費やします。

技術の啓発に関しては
不得意な施術分野がなくなるように
研究や学びとなるでしょう。

実行は、それぞれ、学習し、観察から得たことを
実際にやってみることとなります。

こうしたことを意識して行い
習慣にしてしまうことが成功に導いてくれそうです。