船のメバル釣りの仕掛け(活き餌バージョン)作り

週末、魚釣りに出かけようと画策していたのに
乗ろうとしていた船の港祭りで、
出船せず。

代わりに乗る船も無く、
結局休日は家人のアッシー君と、
仕掛け作りで過ごしました。

この仕掛け作りについて、、、


コンセプトは。

対象:メバル大型(25cm以上)

基本的考え方:
1)餌に食いついた魚は取り込もう。
(腕の差で、釣果に差が出るのは仕方が無いが、食いついた魚が細仕掛けでハリスを切って逃げるたり、取り込むときにハリスが切れるようなことのないような仕掛けにすること。)
→釣りの格言:ハリス落とすな針落とせ
(食いが悪いときはハリスを細くする前に、針を小さくしてみよう)

結論1)ハリスは、1.5号を標準とする。

2)手返しを早くする。
活き餌は字のごとく活きの良さが命。
一投ごとに餌を取り替えるくらいの努力は必要。
そのためにも、長い仕掛けで、針の数を多くしない。

結論2)針の数は、3本から4本。
メバルのみがターゲットであれば3本で十分。

3)根掛かりは極力回避する。
根掛かりして、糸鳴り等を起こすとメバルは根に入ってしまいます。
根をかわすには3mから5mくらいあげる必要があります。
糸を巻いて根をかわすのは難しい。

結論3)竿で根をかわすため3mから4mの竿が良い。

4)食い込みを良くする。
メバルの習性として、餌を捕食する(口の中に入れる)と
反転して根にもどるようです。
その際、違和感があると餌を吐き出します。
だから、口の中に針が入るまで待つ必要があります。

結論4)竿は柔らかめのものを使う。

これらが全てではないですが、とりあえずは自分で設定できることはしておきます。

竿は専用竿が各メーカーから出されていますので自分に合った物を選びますよね。

最初はトラブルを避けるためにも中通しを使っていましたが、
やはり竿の曲がり具合を考えて最近は外ガイドの4mを使っています。

仕掛けは、活き餌用に特化したものも最近は出ています。

自分としてあつかい易い目安としては、
仕掛けの長さが竿の長さの8割程度のものだと考えています。

市販の仕掛けは、幹糸、ハリス、針の大きさにある程度決まりがあるようです。

ハリスが太くなると針が大きくなるという傾向にあります。

また、エダスと幹糸が直結もしくはビーズで価格に大きな開きが生じます。

また、ハリスが飛んだりしたら仕掛け全体を替えるのがもったいない、
何回も行きたいので少しでも安価にと、自作をするということになります。。

私の仕掛けの作り方を説明しましょう。

船のメバル釣りの活き餌に特化した仕掛けです。

1セット分で、幹糸3号3m、ハリス1.5号60cm×3、捨て糸2号60cm、サルカン1、三叉サルカン1、サルカン付ビーズ2個(ないし3個)、メバル針(チンタメバル8号、6号)3本ないしは4本。

まずは幹糸部分を作ります。

幹糸はフロロカーボンの3号、捨て糸はフロロカーボンの2号で作ります。

1)幹糸にサルカン付きビーズを2つとも通します。

2)幹糸の端にサルカンを結びます。私はユニノットです。

3)サルカンから60cmのところに8の字結びを結びます。

4)ビーズをその8の字結びまで上げて、その端にもう一つ8の字結びをします。
この時2つの8の字結びの間隔が広すぎると仕掛けが安定しませんから、
注意してください。
私は、2つ目の8の字結びのわっかに中に針をいれ、ビーズの方に引っ張り
ながら絞めるようにしています。

5)幹糸を120cmほど伸ばし、次の8の字結びを結びます。

6)4)の要領でビーズを固定します。

7)更に幹糸を120cmほど伸ばし、カットします。

8)その端に3又サルカンを結びます。

9)三叉サルカンの端に2号の捨て糸を60cmほど結びます。
(メバルだけでなく、ガシラ、ソイなどの根魚を狙うときにはもう少し短くします。

10)最後にスナップ付きサルカンを結びます。

これを、もっていくセットの数だけ作ります。

私は標準4セットです。

次はハリスに針を結びます。

ハリスはホンテロン1.5号を使います。

フロロカーボンを使っても良いでしょうが、私はしゃきっとした方が好きです(^^;

60cmにカットした物を3本用意し、
針を結びます。

針はメバル針の8号と6号。

8号はアオムシ(アオイソメ)のときに、
イカナゴ、シラサエビのときは6号としています。

先にも書きましたが、食いが悪いときは針を小さくすることとします。

針を結んだら、
先ほどの幹糸のサルカン付きビーズと、三叉サルカンに
針の付いたハリスを結んでいきます。

この時は同じくユニノットで結びます。

これで、出来上がりです。

市販のセットのように一方から引き抜くような仕掛け巻きはできませんが、
船の上で道糸に付け、順番に出すことの出来るように、
45cmの圧縮発泡スチロールのボードにセットしておきます。

上からセロファンの袋をかぶせておきます。

このセットを2セット。

針の大きさの違うものを2セット。

合計4セットが一回の釣行に持っていく量です。

更に、釣り場でハリが飛んだり、錘が飛んだりしますので、
捨て糸と、ハリスを結んで持って行きます。

替えハリスは、それぞれの針で6本

捨て糸は5本

これだけ持っていけば一回の釣行では間に合います。

メバルというのは明るい時間帯は比較的底を釣りますので
仕掛けのスペアを沢山用意しないといけないといわれますが、
この仕掛けなら、仕掛け全体を変える必要はほとんどありません。

ハリスもサルカンに結ぶだけですから、それほど手間ではありません。

と、こんなで、
釣りにいけない休日の典型的な過ごし方で、
仕掛けつくりをしていたら、
結局、3回分くらいの仕掛けができました。

連休には、
イカナゴの活き餌はなくなっているのでしょうね。。。。

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