硯洗いの雨 七夕前の雨

硯洗いという言葉をご存知でしょうか?

本来、硯洗い(すずりあらい)とは、

七夕を迎える準備として旧暦七月六日に行われる行事のこと。

初秋の季語としてつかわれます。

学問の上達を祈る行事で、

子供達が普段の手習いの道具を洗い清めて日ごろの労に報いるという意味をもちます。

手習いの道具には、硯に限らず筆や机なども含まれます。

学問の神として知られる天神にまつわる行事であり、

洗い清めた硯に梶の葉を添えて供えた北野天満宮(京都府)の神事が

その原型であるとされているそうです。

今風に言えば、

どうなるのでしょう?

七夕に飾る短冊を書いたりするのに、

硯、筆は使いませんが、

この時期、学校の習字の時間に、

短冊を書いたりするなら、

その後始末の折にでも、

七夕前の雨は、硯洗いの雨だくらいの

薀蓄はあってもいいのではないかと思います。

日本人の心とは言いませんが、

なかなか趣があり、

生活に結びついた言葉だと感じました。

今日の雨、

硯洗いの雨だ!

といえるくらいの大人でいたいと思います。

日本のしきたり
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事務長のつれづれ日記

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